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PCT

PCT国際出願

受理官庁(日本の特許庁)に日本語でPCT国際出願をすることで、特許協力条約の全ての締約国(※平成24年7月現在:145か国)において特許出願をしたものとみなされます。このため、複数の国で特許権の取得を希望される場合に、簡易かつ経済的であるといえます。
最終的には、特許権の取得を希望される各国で個別に手続を進める必要がありますが、各国への移行は、原則、PCT国際出願をしてから30か月を経過する時までに行えばよく、猶予が設けられています。

1.PCT国際出願までの流れ

(1)お打合せ
特許権の取得を希望される国、発明の内容や背景等をお知らせ願います。必要に応じて資料(図面、現物等)をご提供頂くこともありますが、あらかじめご準備頂く資料はございません。
私たち彩都総合特許事務所では、豊富な経験・十分な知識に基づいて、アイディア段階からサポート致します。お打合せは無料ですので、お気軽にお問合せ頂ければと思います。
(2)先行技術調査(※省略可)
各国の特許庁における審査では、主に、先行技術(過去に出願されている発明や考案等)との対比が行われます。あらかじめ先行技術を把握しておくことで、それを考慮して出願に必要な書類を作成することができ、特許権の取得の可能性を高めることができます。
先行技術調査では、過去の膨大な出願書類(※[参考]特許出願・実用新案登録出願(日本):30万件~40万件/年)の中から、お客様の発明に似ている先行技術を抽出致します。
私たち彩都総合特許事務所では、工業所有権情報・研修館(INPIT)による検索エキスパート研修(上級)を修了した弁理士・専門スタッフが調査を行います。

2.PCT国際出願から各国への移行までの流れ

(1)PCT国際出願
各国の特許庁における審査では、先行技術との対比が行われますので、少しでも早く出願をする必要があります。
PCT国際出願で提出する書類には、願書、明細書、請求の範囲、必要な図面、要約があります。これらの書類は、原則、出願の日から18か月を経過しますと自動的に公開されることになり、誰でも自由に閲覧することができるようになります。ノウハウとして秘匿される場合には、PCT国際出願をしてはならないということです。
(2)国際調査報告・国際調査機関の見解書
PCT国際出願をしますと、一部の例外を除いて、出願の日から所定の期間内に、国際調査機関(日本の特許庁)による国際調査報告・見解書が作成されます(※国際調査報告が作成されない一部の例外もあります。)。国際調査報告には、先行技術が記載された文献が列記されます。見解書には、国際調査機関の見解が示されます。
なお、国際調査報告を受け取った後、請求の範囲について1回に限り補正をすることができますが、ここで補正をするケースはあまり多くありません。
(3)国際予備審査報告・国際予備審査機関の見解書
国際予備審査請求(※任意)をしますと、所定の期間内に、国際予備審査機関(日本の特許庁)による国際予備審査報告が作成されます。国際予備審査報告には、従来技術との対比結果等が示されます。ただし、国際予備審査報告は、各国における審査を拘束するものではありません。国際予備審査機関は、否定的な見解を有する場合、国際予備審査報告を作成する前に、否定的な見解を記述した見解書を示し、反論の機会を設けます。
(4)各国への移行
原則、PCT国際出願をしてから30か月を経過する時までに、特許権の取得を希望される各国の指定官庁・選択官庁(特許庁)に対し、所定の手続を行います。所定の手続には、翻訳文の提出などがあります。なお、移行国の決定には、国際調査機関や国際予備審査機関の判断を考慮することもあります。
各国へ移行した後は、個別に手続を進めることになります。

PCT国際出願に要する費用について

弁理士(特許事務所)にPCT国際出願を依頼する場合、費用として「弁理士へ支払う手数料」、「特許庁/WIPO国際事務局に収める印紙代等」、「外国代理人へ支払う手数料」が必要になります。
私たち彩都総合特許事務所では、従量制の料金体系を採用しており、ご依頼頂く場合に必要になる費用は、手続の回数や書類の枚数等によって変動します。過去の標準的なご依頼では、まず初め(出願時)に50万円~70万円程度が必要になっています。また、最終的に指定国に移行するまでのトータルで、1か国の場合に120万円~140万円程度、2か国の場合に180万円~220万円程度が必要になっています(※別途、各国に移行した後の実費が必要)
お見積りは無料ですので、お気軽にお問合せ頂ければと思います。

よくある一例(PCT国際出願)

先行技術調査 50,000円
[内訳]
・国内文献調査 50,000円

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国際出願 532,000円
[内訳]
・基本費用 250,000円
・明細書(9頁) 63,000円
・請求項(3項) 30,000円
・図面(3図) 15,000円
・出願審査請求の期限管理 5,000円
・印紙代 174,000円

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国際段階① 28,000円
[内訳]
・国際調査報告書の送付 20,000円
・引用文献数加算(4件) 8,000円

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国際段階② 0円(国際予備審査請求省略)

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指定国移行時 1,400,000円(概算)
※現地代理人費用等の実費を含む。
PCT国際出願に要する費用の合計
(2か国に移行)
2,010,000円

※税別の費用になります。
※上記以外の手続が必要となり、別途費用が発生する可能性があります。
※印紙代は、平成25年3月時点のものを掲載していますが、法律の改正により変更になることがあります。

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